金とは?
あなたは「金」にどういったイメージをおもちでしょうか?
私は、お金持ちの人がコインとしてもっていたり、宝飾品として身に着けるもので、あまり一般人が買うものではないといったイメージで、珍しいもので高いもの、富の象徴と思っていました。
私が小さいころに、本当に本当に小さなコインが1枚だけ家にあって、これは24金といって、すごい珍しいものなんだ、と言われ、金ってピカピカですごいものなんだと漠然と感じたのを覚えています。
金は、一昔前はドルや日本円といった通貨の裏付けになっていたように、世界中で価値が認められているものです。
人類が今までに地球から掘り出した金の量は、オリンピックプール(50m×25m×2m)の4杯弱分と言われており、この広大な地球から、それだけしか掘り出せていないのは、よっぽど量が少なく貴重なことがわかります。
装飾品としてのイメージが強いかもしれませんが、この希少性から金融商品としても扱われております。
金投資とは?
金を買うことにより、値上がりを期待するものが金投資です。
金は、世界中で発行されている通貨と違い、世界中で共通の限られた資産であるため、様々な国で換金できる性質を持っています。
日本でも、明治時代から昭和初期頃までは、金と通貨が交換できることになっておりました。銀行にお金をもっていくと金と交換できた時代があるのです。
金は、不変的な価値があり、価値がゼロになることはないとされております。
(通貨は、信用によって成り立っていることが多いので、発行している国が不安定になると、価値が下がるもしくは最悪ゼロになってしまいます。)
そのため、有事の金と言われ、世界が混乱している時に、人気が高まり、金の値段が上がる傾向にあります。
また、通貨の価値が下がるインフレ時にも、人気が高まる傾向にあるため、リスクヘッジ資産として保有されたりもします。
こういった金を、実際に購入した実体験からわかったことをお伝えします。
金投資はとてもオススメです!
金を購入するには!
- 金現物を購入(金の延べ棒他)…数十万円~
- 金貨…十数万円~
- 純金積立…1000円~
- 投資信託(金関連)…1000円~
パターンにより、地金商、鉱山会社、商社、銀行、百貨店、貴金属商、コインショップなどで購入することになります。
金の延べ棒とよくいわれるように現物やコインを買う場合は、金そのものを取り扱っているお店で購入することになります。
現物のため、手元に持っていることができる反面、保管には注意しないといけません。
純金積立や投資信託は、現物を買うわけではないので、ネットで購入することができ、月1,000円から買うことができます。現物でないため、保管に注意する必要はありません。
オススメは、純金積立です。
実際に金投資を始めてみた!
色々な投資を調べていたところ、金投資も面白そうでやってみようと思ったのがきっかけです。
国が発行している通貨が信用を失い紙切れになっても、金は価値がゼロになることはほぼありません。
有事の金といわれるように世界情勢が混乱したときに金の価格が上昇するので、他の投資で損をしたときのリスクヘッジとしてもっていたいと考えました。
現物を購入すると保管が大変なのと、一度に多額の資金が必要になるので、純金積立を始めようと考えました。当時テレビCMがやっていたこともあり、純金積み立てコツコツ♪の田中貴金属工業で始めました。
さっそく口座開設の申込をしました。口座開設されると準備完了です。
私が申し込んだのは、積み立てで、毎月口座振替をし自動的に金が購入されていきます。なお、口座に入金しておけば、自分で注文を出して買うこともできます。
金投資について思うところ!
金を購入することは、とても簡単でした。
近年、金の価格は上がり続けていますので、ずっと積立をしている人は全員儲かっています。
(私も含み益があります。ただ、まだ売ったことがないので、実際には儲かっていません。)
ただ、金の価格は常に変動しますので、元本保証ではありません。さらに、利子はつきませんので、金で儲けるのは、金の値上がりのみです。
私のように、保管リスクを考えなくてよく、ドルコスト平均法(=毎月きまった額を買うので値動きがあっても、購入価格が購入期間の平均になっていく。)でコツコツ積み立てることにより、リスクヘッジをする守りの投資という位置づけでもオススメです。