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投資信託で運用してみたら〇〇だった-ぜひ知っておいてほしいこと-

toigo
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今回は、投資信託です。

投資信託とは?

みなさんは「投資信託」にどういったイメージをもっていますでしょうか?

私は、投資のプロにお金を増やしてもらうもの、というイメージでした。
投資信託とは、投資家からお金を集め、投資のプロが株や債券などの金融商品で運用する金融商品のことです。何年か前になりますが、実体験からわかったことをお伝えします。

結論からお伝えしますと、ズバリ投資信託はオススメしません!

私が、投資信託を知ったきっかけは忘れてしまいましたが、

投資信託でプロにお金を預けて自分の代わりに投資してもらえば、自分でやるより効率的だし、儲かるに決まっている、なんてすばらしいんだろう!銀行にお金を預けていても、全然増えないし、預けているだけだともったいないし、もうこれは、やるしかないっ!

よしっ、投資信託を買うっ!と、すぐ決めたのを思い出します。

投資信託を買うには?

投資信託を購入するには、投資信託を売っている金融機関に取引口座を開くことになります。

私は、フィデリティ証券に口座を開きました。

当時、手数料が安かったのと、中国関連の投資信託を選びたいと思い、比較的ラインナップが充実していたので選びました。

取引口座を開くために、まずはホームページから申込みました。(各金融機関によって口座の開き方は異なります。)

今では銀行でも取り扱っておりますので、新しく口座を開設しなくても購入することができるかもしれません。

申込後に郵送で届く申込書に必要事項を記載し、送りかえして口座開設の通知を待つだけです。
口座開設の連絡を受けた後に、指定された口座にお金を振り込み、ようやく、投資信託を買う準備が整います。

私は、準備が整うまでの間に、実際に購入する投資信託を選んでいました。

投資信託選びの2つの注意点

投資信託を選ぶ際に、知っておくべき注意点が2つあります。

投資信託にかかる手数料

投資信託には、手数料がかかるものとかからないものに分けられます。

かかる手数料には、

  • 購入時にかかるもの
  • もっている期間にかかるもの

があります。

購入時にかかる手数料は、購入金額の何%という形でとられるものが多く、1~3%程度です。(裏返すと金融機関は投資信託を売るとそれだけ売上になるのです。)
10万円分購入すると、数千円かかることになります。

これ、結構注意が必要です!

例えば、手数料が1%かかる、といった場合は、運用等で1%以上の利益を出してもらわないと、損することになります。

また、投資信託をもっている間にかかる手数料もあり、だいたい0.5~2%程度かかってきます。

2つを合わせますと、2~3%程度は、利益を出してもらう必要があり、これを下回ると損をするということを覚えておいてください。(配当がでるものもあるので一概にはいえませんが。)

なお、手数料無料のものもありますので、そういったものを選べばこの心配は無用です。
(私は、手数料がかからないものを選びました。)

どういった投資信託を選ぶか?

投資信託といっても、色々な種類があります。

日本の株式に投資するもの、アメリカの株式に投資するもの、不動産に投資するもの、商品に投資するもの、色々なテーマがあります。

自分で個別に投資しづらいものに投資したい場合に、気軽に投資できる金融商品なのです。

私は、中国株式に投資しようと思いましたが、いきなり現物取引は大変そうだったので、まず投資信託で投資をしてみようという考えで、中国関連の投資信託を購入しました。

少し前は、BRICs(Brazil、Russia、India、China)、今でいうとGAFA(Google、Amazon、Facebook、Apple)のように時代はやりの造語が産まれますよね。

また、最近では環境がテーマになっていることを見聞きすることが増えてきましたので、そういった流行りのテーマの商品もラインナップされています。

こういった流行ものにのるのもよし、AIとかブロックチェーンとか技術のテーマにのるのもよし、将来性があるものを選ぶのがいいと思います。

肝心なのは、儲かるかどうかですが。

実際に買ってみた結果!

口座開設後に入金し、さっそく購入してみました。
(注意)2000年代の少し前の実体験になります。

当時は、中国経済が発展し続けており、中国関連の投資信託に興味がありました。
株式の現物取引が難しかったので投資信託にて投資することにしました。

ただ、買った当初は、基準価格(投資信託の購入単価だと考えてください。投資信託の値段は常に変動します。)も少しずつ上がり、これは成功だっ!と、とてもルンルンな気分になっていました。

ただ、長くは続かず、プラスどころかトントンになり、マイナスになるまで基準価格が下がってしまいました。

短い期間で売ることをしなかったので、じっと我慢を続け、結局何年も持ち続け、結果トントンくらいに落ち着きました。

買って、売ってみてを体験して、感じたことは、

投資信託は、オススメできない。

です。

色々な投資信託があり、すべてを体験したわけではないので、投資信託をひとくくりにするのは少し乱暴でありますが、私は、オススメしません。

世界的な株式市況等に左右されることが大きく、最近の市況はよくなってきているので、数年前に買ったものは軒並みプラスになっていると思います。

ただ、結局、市況に大きく左右されるのでは、手数料を払ってプロに運用してもらう必要があるのか、本当に手数料分の価値があるのかと、考えてしまいました。

投資信託を売る側からすると手数料ビジネスだ、とされているように、売ったらおしまい、とされて、その後の運用(これこそが大事)にフォーカスがあたってないのではないかと感じます。

最近、投資信託から、資金流出しているといったことも見聞きするようになってきたのも、偶然ではないと考えています。

投資信託の中で安定的に配当を出すといったものもあり、これが比較的人気のように、長くどっしり長期的に運用したいといった方には合うのかもしれません。

オススメしませんといったものの、投資の選択肢の一つとして、投資にあてられる金額や期間を考慮しながら検討はしてみてください。
直接購入しづらいものについては、一見の価値ありだと思います。